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昨日は京都西京極でアメフトの試合があっておいらは、例の如く開始時間に余裕を見て我が家を出かけたのである。 かなりの余裕があったので途中京都駅で下車して最近オープンしたビッグカメラ店を覗きに行った。 こう言う場所は健康的にはあまり良いとは思えない。 第一、欲しいものが次から次えと目の中に飛び込んできて顔面神経痛に襲われそうになる。 さらに甲斐性もないのに購買欲が彷彿として湧き上がってくる。 これをムリに押さえつけようとするから機能性胃腸障害に陥る危険性をはらんでいる。 この病は総理大臣だけが罹るというものでもない。 更に更に、おいらの周囲を見渡せば、おいらの様な貧乏くさい客は一人も見当たらぬ。 高価な商品を前にして店員に説明を聞いている。 おいらの僻みかも知れぬが彼らが買う気満々に見えてしまうからおいらは余計にみじめな気持ちに落ち込んでしまう。 こんな不健康な場所に長居は無用である。 おいらは、京都駅の北口バスターミナルから市バスに乗って西京極競技場に向かうべく、乗り場に向かった。 この方面に行くバスは5番乗り場から発車する73号系統である事を確認して乗り場に急いだら、まさに発車直前・・・ おいらは手を上げて発車を遅らせてもらい慌てて飛び乗った。 バスはおいらを乗せて走り出したが、どうも方向が違うようである。 怪訝に思ったおいらは、運転手に「このバスは西京極に行きますか?」と尋ねたが、この運転手は耳が悪いのかうんともすんともお答えにならぬ。 おいらは、聞こえなかったのかと思い、重ねて同じことを尋ねたら、この不良運転手は、面倒くさそうに低い声で「行かん」と抜かすではないか! これが市職員の態度であるから呆れてしまう。 よほど虫の居所が悪かったのだろう。 おそらく嫁さんにでも逃げられて頭に来ていたのかも知れぬ。 おいらは、腹が立ったが他に乗客もいるのでぐっとガマンして次の停留所で下車した。 乗ったのは、わずかに一駅、間違って乗ったのだから「料金は結構です」と言うかと密かに期待したがそんな健気な態度は微塵もない。 まことに腹の立つ運転手だ。 もう二度と京都市バスには乗ってやるものか!と固く決意して今度は従来どおり電車で行くことにした。 電車も冷房が無茶苦茶効かせてある。 もうちょい加減できぬものかと思ってしまう。 余計な道草を食って漸く会場に到着。 キックオフのお時間も近づいて京都大学と神戸大学の応援団のリードでエールの交換が始まった。 両軍のスタンドは起立脱帽で姿勢を正し団長の指揮に従う。 おいらは、このときフィールドをはさんで相対する神戸大学の女性応援リーダーの朗々たる美声に大変な感動を覚えたのである。 一体、この女性は何を食ってあんなデッカイよく通る声を発することが出来るのだろうかと訝しく思った。 あの大きな会場で両軍のフアンが詰め掛けている雰囲気の中、見事な喉を披露・・・ 両軍のスタンドはシーンと静まり返り只々うっとりと美声に聞きほれていた。 きっとカラオケでもマイクを離さぬタイプ?かと思う。 彼女のエールが終わって一段と大きな拍手が両スタンドから沸き起こったものである。 さて試合の相手は2年続けて苦杯をなめている神戸大学である。 今年は絶対に負けることは許されぬ。 もしこの試合に敗れたら一部リーグと二部リーグの入れ替え戦に臨むという不名誉な事態に追い込まれそうである。 選手も必死なら応援するおいら達も必死である。 前半は追いつ追われつの状況ながら一歩ギャングがリードして取敢えずは一安心。 後半になると両チームともさっぱり得点が入らぬままに試合終了。 結局、我がギャングは「21対14」で雪辱を果たすことが出来たのである。 試合が終わった瞬間、スタンドのフアンはみんな一様に笑顔が戻ってきて賑やかに・・・ 試合に勝った日は、グッズがよく売れる様で出口に陣取るギャングの売り場には黒山の人だかりが出来ていた。 気分好くして家路についたおいらは、夜になってジャイアンツの不甲斐無い試合に折角の気分をぶち壊された。 くっそ! |
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